燃料添加剤とは?効果・種類・使い方とPEA、ゲルホーン3+の違いを徹底解説

燃料添加剤とは?効果・種類・使い方とPEA、ゲルホーン3+の違いを徹底解説

Paidyが使えるようになりました! 読む 燃料添加剤とは?効果・種類・使い方とPEA、ゲルホーン3+の違いを徹底解説 1 分 同じ100馬力なのに、なぜ「速く感じる車」と「遅く感じる車」があるのか?

燃料添加剤とは?

燃料添加剤とは、ガソリンや軽油などの燃料に加えて使用する製品の総称です。

「燃料添加剤を入れると何が変わるの?」
「本当に効果があるの?」
「PEAという成分をよく見るけれど何?」
「どの燃料添加剤を選べばいい?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

実は、燃料添加剤はすべて同じ目的で作られているわけではありません。

代表的なものには、エンジン内部や燃料系統に蓄積した汚れを落とす「洗浄系」の燃料添加剤があります。

その一方で、燃焼そのものに着目した燃料添加剤もあります。

この記事では、燃料添加剤の基本から、効果、種類、使用方法、注意点、そして一般的なPEA系燃料添加剤と「ゲルホーン3+」の違いまで、初めての方にもわかりやすく解説します。

燃料添加剤にはどんな効果がある?

燃料添加剤に期待される役割は、製品によって異なります。

代表的なのは次のようなものです。

燃料系統や燃焼室の洗浄

車を使用していると、インジェクター、吸気バルブ、燃焼室などにカーボンやデポジットなどの汚れが蓄積する場合があります。

洗浄系の燃料添加剤は、こうした汚れに働きかけ、エンジン本来の状態を維持・回復させることを目的としています。

KUREでは高純度PEAを配合した燃料添加剤について、インジェクター、吸気バルブ、燃焼室などに堆積した汚れを洗浄すると説明しています。WAKO'SのフューエルワンもPEAとIVD清浄剤を配合した「清浄系燃料添加剤」として位置づけられています。

エンジン本来の性能を維持する

燃料系統や燃焼室の状態が悪化すると、燃料噴射や燃焼状態にも影響する可能性があります。

そのため、汚れを除去して良好な状態に戻すことによって、エンジン本来の性能を維持することを目的とした製品があります。

燃料の劣化や腐食を抑える

燃料添加剤の中には、洗浄だけではなく、燃料の酸化防止や燃料タンク、燃料系統の防錆など複数の機能を持つ製品もあります。

つまり「燃料添加剤」という名称だけで判断するのではなく、何を目的とした製品なのかを確認することが重要です。

PEAとは?燃料添加剤でよく使われる理由

燃料添加剤について調べると、よく目にするのが「PEA」という言葉です。

PEAは「ポリエーテルアミン」の略称です。

現在販売されている代表的な洗浄系燃料添加剤にもPEAを配合した製品があり、燃焼室やバルブ、インジェクターなどに蓄積した汚れを除去する目的で使用されています。

そのため、

「燃料添加剤=PEA」

というイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、すべての燃料添加剤がPEAを使用しているわけではありません。

ここが燃料添加剤を選ぶうえで重要なポイントです。

燃料添加剤には大きく異なるアプローチがある

燃料添加剤を理解するときには、

「何が入っているか」

だけではなく、

「何にアプローチする商品なのか」

を見ることが大切です。

例えばPEAを使用した代表的な洗浄系添加剤では、

汚れやデポジットにアプローチする

燃料系統や燃焼室を洗浄する

エンジン本来の状態へ近づける

という考え方があります。

一方で、燃焼そのものに着目した燃料添加剤もあります。

その代表的な考え方の一つが「ゲルホーン3+」です。

ゲルホーン3+とは?

ゲルホーン3+は、ランドマスターが展開している燃料添加剤です。

大きな特徴は「アサイ有機ゲルマニウム燃料用」を使用していることです。

公式情報では、ゲルホーン3+はアサイゲルマニウムを含有し、アルコールを溶媒とした燃料添加剤として紹介されています。

さらに、燃料用のアサイゲルマニウムについて、ゲルホーンシリーズにのみ供給されているとメーカーは説明しています。

つまりゲルホーン3+は、一般的なPEA中心の洗浄系燃料添加剤とは、成分だけでなく開発の考え方にも違いがあります。

PEA系添加剤とゲルホーン3+は何が違う?

違いを理解するポイントは「洗浄」と「燃焼」です。

PEA系の洗浄系燃料添加剤

PEAを配合した代表的な洗浄系燃料添加剤では、

インジェクターの洗浄
吸気バルブの洗浄
燃焼室に蓄積した汚れの除去
デポジット対策

などが主な役割として説明されています。

簡単に言えば、

「付着した汚れにアプローチする」

という考え方です。

ゲルホーン3+

一方のゲルホーン3+は、アサイ有機ゲルマニウム燃料用を使用し、メーカーでは燃焼促進に着目した製品として説明しています。

つまり、

PEA系添加剤は「洗浄」というアプローチ

ゲルホーン3+は「燃焼」というアプローチ

という違いで考えるとわかりやすいでしょう。

どちらが優れている、劣っているという単純な比較ではありません。

目的が異なるということです。

なぜ「燃焼」に着目するのか?

エンジンは、燃料と空気を取り込み、燃焼させることで動力を生み出します。

つまり自動車にとって、「燃料をどう燃焼させるか」は非常に重要なポイントです。

ゲルホーン3+は、この燃焼部分に着目して開発されています。

メーカーでは、燃焼促進によって、

トルクやパワー
燃費
エンジンの振動や音
排気ガス
始動性

などへの変化を狙った製品として説明しています。

ただし、実際の体感や燃費などは、車種、エンジンの状態、走行環境、運転方法などによって変わります。

添加したすべての車両で同じ変化が生じると考えるのではなく、「燃焼状態を整えるための選択肢」として考えることが適切です。

ゲルホーン3+はガソリン車だけ?

ゲルホーン3+はガソリン専用ではありません。

メーカー公式情報では、

ガソリン
軽油
灯油

の3種類の燃料に使用できるとされています。

そのため、ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンなどにも利用できるマルチパーパスな燃料添加剤として紹介されています。

商品名の「3+」についても、ガソリン、軽油、灯油という3種類の燃料への対応に由来するとメーカーは説明しています。

燃料添加剤のメリットとは?

燃料添加剤を使用するメリットは、選ぶ製品によって変わります。

例えば洗浄系添加剤であれば、燃料系統や燃焼室に蓄積した汚れへの対策が主な目的になります。

一方、ゲルホーン3+のような燃焼に着目した製品では、現在使用している燃料の燃焼状態にアプローチするという考え方になります。

大切なのは、

「とりあえず有名な燃料添加剤を入れる」

のではなく、

「自分は何を目的として燃料添加剤を使うのか」

を明確にすることです。

燃料添加剤にデメリットや注意点はある?

燃料添加剤は、たくさん入れれば効果が高くなるものではありません。

製品ごとに推奨される使用量や濃度があります。

例えばWAKO'Sでは、フューエルワンを燃料20〜60Lに1本を目安とし、20L未満の場合は1%を超えないよう案内しています。KUREについても製品ごとに使用量が指定されています。

燃料添加剤を使用するときは、

対応する燃料を確認する
指定された添加量を守る
製品説明を確認する
他の添加剤との併用可否を確認する

ことが基本です。

また、エンジン警告灯が点灯している、異音がする、極端に調子が悪いといった明確な不具合がある場合は、添加剤だけで解決しようとせず、専門店や整備工場などで原因を確認することが重要です。

燃料添加剤はいつ入れる?

これも製品によって異なります。

給油前または給油時に燃料タンクへ添加するタイプが一般的ですが、適切な使用方法や添加量は各メーカーの指定を優先してください。

「燃料添加剤なら全部同じ使い方」

ではありません。

特に濃度については、商品説明に記載された使用量を守ることが重要です。燃料添加剤メーカーの解説でも、適正濃度を守ることが重要な使用上のポイントとして挙げられています。

燃料添加剤は本当に必要?

燃料添加剤は、すべての車に絶対必要というものではありません。

定期点検、エンジンオイル交換、タイヤの空気圧管理など、基本的なメンテナンスの代わりになる製品でもありません。

しかし、

燃料系統の汚れが気になる
走行距離が増えてきた
エンジンの状態を維持したい
燃焼状態という視点からメンテナンスしたい

といった目的がある場合には、選択肢の一つになります。

その際に重要なのが「目的に合った添加剤を選ぶ」ということです。

燃料添加剤の選び方

燃料添加剤を選ぶときは、次の3点を確認するとわかりやすくなります。

1. 何を改善・維持したいのか

エンジン内部の洗浄なのか。

燃料系統の保護なのか。

燃焼状態へのアプローチなのか。

まず目的を明確にします。

2. どのような成分が使われているのか

「燃料添加剤」という商品カテゴリーだけではなく、配合されている成分を見ることも重要です。

洗浄目的でPEAを使用する製品もあれば、ゲルホーン3+のようにアサイ有機ゲルマニウム燃料用を使用する製品もあります。

3. 自分の燃料・車両に使えるか

ガソリン専用なのか。

ディーゼルにも使用できるのか。

使用量はいくらなのか。

購入前に必ず確認しましょう。

よくある質問

燃料添加剤とは何ですか?

ガソリンや軽油などの燃料に加えて使用する製品です。洗浄、防錆、燃料の状態維持、燃焼へのアプローチなど、製品によって目的が異なります。

PEAとは何ですか?

PEAはポリエーテルアミンの略です。代表的な洗浄系燃料添加剤で、燃焼室、バルブ、インジェクターなどに蓄積した汚れへの対策として利用されています。

燃料添加剤を入れると燃費は良くなりますか?

必ず燃費が向上するとは限りません。燃費は車両の状態、道路状況、運転方法、気温などさまざまな条件に左右されます。製品によって燃費改善を目的・効果として掲げているものはありますが、すべての車で同じ結果になるわけではありません。

燃料添加剤は毎回入れる必要がありますか?

製品によります。常時使用を想定した製品と、定期的なメンテナンスとして使用する製品があります。メーカーが指定する使用方法や頻度を確認してください。

PEA系添加剤とゲルホーン3+の違いは?

代表的なPEA系添加剤は、燃焼室やインジェクターなどに蓄積した汚れの洗浄を目的としています。

ゲルホーン3+は、アサイ有機ゲルマニウム燃料用を使用し、燃焼促進という考え方からアプローチしていることが大きな違いです。

アサイ有機ゲルマニウム燃料用は他の燃料添加剤にも使われていますか?

ランドマスター公式サイトでは、燃料用アサイゲルマニウムはゲルホーンシリーズにのみ供給されていると説明されています。

まとめ 燃料添加剤は「何を目的に使うか」で選ぶ

燃料添加剤とは、ガソリンや軽油などの燃料に加え、燃料系統やエンジンの状態維持をサポートする製品です。

ただし、すべての燃料添加剤が同じではありません。

PEAを配合した代表的な洗浄系添加剤は、

「エンジン内部の汚れを落とす」

という考え方が中心です。

一方、ゲルホーン3+はアサイ有機ゲルマニウム燃料用を使用し、

「燃料をどう燃焼させるか」

という視点から開発されています。メーカー公式情報では、燃料用アサイゲルマニウムはゲルホーンシリーズにのみ供給されているとされています。

だからこそ、燃料添加剤を選ぶときに重要なのは、知名度や価格だけで判断することではありません。

「洗浄したいのか」

「燃焼そのものにアプローチしたいのか」

まず目的を明確にすることです。

燃料添加剤は、どれも同じではありません。

洗浄という発想から、燃焼という発想へ。

燃焼そのものに着目したい方にとって、ゲルホーン3+は一般的なPEA系洗浄添加剤とは異なる選択肢の一つです。

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