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オービトロンとは
オービトロン」は、天然鉱石・金属・触媒の組み合わせによって、素粒子(特に電子)を発生させる独自のエネルギー装置です。この電子エネルギーにより、機械や車両における微弱静電気(プラス電荷)を中和し、摩擦抵抗(フリクション)を低減させることで、本来の性能を回復させることが可能となります。
この技術は電源不要で長期にわたり効果を発揮し、物理的な破損がない限り半永久的に使用可能です。車両・オートバイはもちろん、農業機械・発電機・工作機械・空調機器・家電製品など、あらゆる分野に応用が可能です。
◆主な特長
・静電気による微細な抵抗の発生を低減
・車体の軽快性・加速性・走行安定性の向上
・電源を必要とせず、長期間にわたり効果が持続
・自動車だけでなく産業機械や生命科学分野でも応用可能
◆技術の背景
摩擦や振動により車両に蓄積される微弱な静電気は、走行抵抗・燃費悪化・不快な乗り心地の原因となります。オービトロンは、放射線を安全なレベルで利用し素粒子を発生させることにより、これらの問題を物理的に解消します。
東京都産業技術研究センターによる計測にて、人体に対しての安全性も確認済です。
《オービトロン開発ストーリー》
◆開発のきっかけ:東日本大震災と被災車両の“異変”
2011年3月11日、東日本大震災の発生を契機として、開発者は被災地の商用車の引き上げに携わる中で、ある異変に気づきました。
被災地から戻ってきた車両に対し、ドライバーたちから次のような共通の報告が寄せられたのです。
- 「エンジン音が静か」
- 「加速がスムーズ」
- 「車体が軽く感じる」
一見して廃車同然に見える車両が、本来よりも調子が良くなっているという現象でした。
この体感的な違和感に着目し、「放射線の影響が何らかのプラス要因になっているのではないか」という仮説を持ち、調査・研究を開始します。
◆放射線の再認識と応用可能性の探求
放射線というとネガティブな印象が一般的ですが、研究を進める中で、放射線は既に以下のような分野で有効活用されている事実に着目します。
- 医療(がん治療・X線・CTスキャン)
- 温泉療法(玉川温泉、三朝温泉など)
- 建築・工業分野
これらの知見から、「放射線=危険」ではなく、制御すれば有用なエネルギーであるという考えに至りました。
◆仮説:静電気と電子の関係
調査の中で導き出されたのが、車両の動作不良の要因となる「微弱な静電気(プラス電荷)」の蓄積でした。
走行中の車両には摩擦や振動により、静電気が帯電し、これがフリクション(走行抵抗)や電子機器への影響となって現れます。
ここで重要な視点が生まれます。「プラス電荷(静電気)に対し、マイナスの電子を供給すれば中和できるのではないか」
この仮説が、「オービトロン」開発の出発点となりました。
◆素粒子反応と電子供給技術の開発
私たちは、天然鉱石・金属・複数の触媒を組み合わせることで、微量の放射線を発生させ、そこから素粒子(電子)を誘導する実験を繰り返しました。
オービトロンのコア技術は、次の2点に集約されます
- 外部電源に頼らず、装置内で素粒子(電子)を自然発生させる構造
- 発生したマイナス電子を車両の微弱静電気に中和的に作用させる機構
この原理によって、車体に帯電した静電気を除電し、摩擦抵抗を最小化し、本来の性能を引き出すことが可能となります。
◆安全性への取り組みと社会的信頼の確立
「放射線を用いる」と聞けば、当然ながら一般の理解や信頼を得るのは容易ではありません。
そのため、以下のような第三者評価を積極的に受け、安全性の可視化に注力しました。
- 東京都産業技術研究センターにて、放射線量・安全基準に関する測定を実施
→ 一般使用環境において人体に対する安全性が確認済み - 生命科学分野の大学研究機関と連携し、動物に対する成長・健康への影響も研究
このようなエビデンスにより、技術の安全性と信頼性を公的に証明しました。
◆特許取得と製品化への道のり
研究・試作を経て、2017年より正式な特許申請を開始。
現在では、8件の関連特許を取得済であり、オービトロンは次の分野での応用が進んでいます:
- 自動車・バイク
- 発電機・農業機械・産業設備
- 音響・エネルギー・生命科学領域
物理的破損がない限り、効果は半永久的に持続するため、環境負荷・廃棄物の抑制にも寄与します。
◆技術思想とビジョン
オービトロンは、単なるカーアクセサリーではなく、
「微弱エネルギーを活用し、人と機械の能力を最大限引き出す」という思想のもと開発されました。
- 「目に見えない力(素粒子)」
- 「放射線に対する偏見を越えた有効利用」
- 「エネルギーと調和する新しい技術の形」
これらを統合することにより、オービトロンはスマートアーステクノロジーの象徴的製品となっています。
《まだ眠っている力がある。それを、あなたは信じられるか?》
2011年3月11日。
私の人生は、この瞬間から変わりました。
三浦半島の海沿いで、一台の商用車を確認していたときのことです。
静かで、穏やかな海。
その景色が、次の瞬間、揺れに飲み込まれました。
地震。震度7。
信号は消え、高速道路は閉鎖。
横浜のオフィスへ戻る道のりは、7時間かかりました。
私の会社、「ネクスト サイエンス」。
社員は私ひとり。
それでも、信じていることがありました。
「技術には、まだ眠っている力がある。」
震災後。
私は被災地の車両を回収する業務を請け負いました。
市場価値は、ゼロ。
「放射線汚染車両」──そうレッテルを貼られていたからです。
でも、そこで“何か”が起きていたのです。
ドライバーたちが、口を揃えて言い始めました。
- 「この車、エンジンがやけに静かです」
- 「アクセルが軽く、加速もスムーズ」
- 「まるで、新車みたいに走るんです」
……なぜ?
偶然だろうか。
いや、違う。何台も同じ報告が続いたのです。
私は考えました。
「もしかすると、放射線が、車に良い影響を与えているのでは?」
それは、常識ではありえない発想でした。
でも、私はもう一度、放射線について学び直しました。
わかったのは──
放射線=悪ではない。
- 医療の世界では、がん治療やX線検査に活用されている
- 温泉療法にも使われている
- 建築資材にも取り入れられている
制御すれば、放射線は“人の役に立つエネルギー”になり得る。
では、車にとっては?
車両は、走行中に微弱な静電気=プラス電荷を帯びています。
これは“目に見えない抵抗”です。
加速を邪魔し、燃費を悪化させ、機械にストレスを与える。
だったら──
「このプラス電荷に、マイナス電子を供給できたら?」
「車は、本来の性能を取り戻せるのではないか?」
私は、開発に入りました。
天然鉱石。
金属。
数十種の触媒。
この組み合わせから、微量の放射線を発生させ、
そこから電子(マイナス電荷)を取り出すことに挑戦しました。
外部電源は不要。
物理的に壊れない限り、半永久的に持続する仕組みです。
それが──
「オービトロン」の原型です。
ただし、放射線を使うと聞けば、人は身構えます。
だから私は、徹底的に安全性を証明する道を選びました。
- 東京都産業技術研究センターで、安全基準の測定
- 大学との共同研究による、生命体への影響評価
結果、明らかになったことがあります。
「オービトロンは、人体に無害である」
「安心して搭載できるエネルギー応用技術である」
2017年。
私は8件の特許を申請し、すべて承認されました。
この技術は、車だけではなく、
農機、発電機、音響機器、さらには生命科学の分野へも応用可能です。
名前を変える必要はありません。
なぜなら、オービトロンは新しい時代の象徴だからです。
今日、私たちは多くの不安とともに生きています。
- 環境問題
- エネルギー問題
- 医療の限界
でも、そんな時代だからこそ伝えたい。
「微弱な電子の力が、希望になる。」
人は、まだ知らないものを恐れる。
でも、それが“正しく使えるもの”だとしたら?
それは、恐れるべきものではなく──
未来へのチケットです。
私は、信じています。
技術の中にあるのではない。
人の中に、まだ眠っている力がある。
そしてその力は、私たちを、未来へと運んでくれる。
それが、オービトロンです。
特許情報
◆国内特許
・特許第6362232号 放射線照射部材 平成30年7月6日
・特許第6362238号 車両用帯電電荷低減装置 平成30年7月6日
・特許第6362239号 輸送機関用帯電電荷低減部材及び輸送機関 平成30年7月6日
・特許第6485797号 放射線照射構造並びに放射線発生層形成用組成物及びその使用方法 平成31年3月1日
・特許第6561387号 機能性ナノカーボン材料及びその製造装置、並びに潤滑油組成物及びその製造方法 令和1年8月2日
・特許第6579300号 バッテリーの使用時間向上部材 令和1年9月6日
・特許第6593913号 流体または粉粒体の圧送効率及び部品の滑り改善部材 令和1年10月4日
・特許第6624597号 帯電電荷低減装置及び部材 令和1年12月6日
◆中国
・3454733号 車両用帯電電荷低減装置 2019年7月12日
・3508490号 輸送機関用帯電電荷低減部材及び輸送機関 2019年8月27日
・5698647号 放射線照射部材 2023年1月17日
◆米国
・US10,433,409 B1 放射線照射部材 2019年10月1日
・US10,427,629 B1 車両用帯電電荷低減装置 2019年10月1日
・US10,590,891 B2 輸送機関用帯電電荷低減部材及び輸送機関 2020年3月17日

