〜オービトロン技術のさらなる可能性に向けて〜
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
本年、私たちは「制御ではなく、“整える”という発想の技術」をより深く展開してまいります。
すべての起点にあるのは、オービトロンの技術です。
私たちの技術は、電源や能動制御に依存するのではなく、素材そのものが持つ導電性・誘電性・構造的応答性を活かして、周辺環境の電子的バランスを受動的に安定化させるというものです。
この思想を体現するのが、PES(Passive Electronic Stabilizer)。
電子の「量」ではなく「状態」を整えることで、機器本来の挙動を自然に引き出す――その理念は、あらゆる分野に応用可能です。
同じく、車両制御分野では新たに「NAM(Neuro Adaptive Module)」の開発を本格始動いたしました。
これは、ドライバーの感覚や挙動と、路面状況などの環境情報を統合し、車両の制御をリアルタイムで最適化する“適応型”システムです。
「車が人に合わせる」だけではなく、「人と共に進化する制御」。この発想もまた、“整える”というオービトロンの思想の延長線上にあります。
さらに本年は、以下の3領域においても、オービトロン技術の応用を加速してまいります。
■生命科学分野への応用(特に商業動物の成長支援)においては、大学との共同研究を推進。
■産業機械分野では、実用レベルでのデータ取得と現場実装に向け、メーカーとの協業を本格化。
■海外市場の開拓については、昨年末の台湾調査を皮切りに、アジア諸国を中心としたマーケット展開の布石を打ちます。
オービトロン技術は、自動車だけでなく、産業機械、音響、生命科学、そして国際市場へと広がる“多領域・多次元の技術”です。
私たちはこれからも、目立たず、しかし本質的に環境を整える“縁の下の技術”として、オービトロンを社会の中で活かしてまいります。
本年も、素材・構造・現象を丁寧に見つめながら、技術の本質を問い、価値を積み重ねてまいります。
皆さまの変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和八年 元旦
株式会社ネクストサイエンス
代表取締役 金光利久
