RESEARCH & DEVELOPMENT
技術は、試して初めて技術になる。
NEXT SCIENCEの研究開発は、最初から答えが決まっているわけではありません。
「なぜこうなるのか」
「もっと良い状態にできないか」
「本当にこの考え方で合っているのか」
そこから始まります。
仮説を立てる。
作る。
試す。
測る。
比較する。
違えば戻る。
結果が出なければ、その事実も残す。
私たちは、都合の良い結果だけを拾って研究とは呼びません。
Technologyで考えたことを、実験と実機の中に持ち込み、そこで起きた変化を確かめる。
それがNEXT SCIENCEのResearch & Developmentです。
FROM QUESTION TO HYPOTHESIS
研究は、違和感から始まる。
新しい技術のきっかけは、大げさなものばかりではありません。
「なぜ、ここだけ違うのか」
「条件を変えると何が起きるのか」
「同じ構造なのに、なぜ結果が変わるのか」
そんな小さな違和感から研究が始まることがあります。
既存の理論を否定するためではありません。
逆に、常識だからという理由だけで受け入れることもしません。
まず現象を見る。
そこから仮説を立てます。
考えたら、作る。
仮説だけでは何も分かりません。
材料を変える。
構造を変える。
寸法を変える。
組み合わせを変える。
取り付ける場所を変える。
条件を一つずつ動かしながら、試作品を作ります。
最初から完成品を目指すのではなく、
「何が効いているのか」
「何が効いていないのか」
を切り分けていきます。
小さな差を積み重ねることで、技術の輪郭が少しずつ見えてきます。
TESTING IN THE REAL WORLD
実験室だけでは終わらせない。
研究室で変化が出ても、実際の使用環境で同じ結果になるとは限りません。
だからNEXT SCIENCEでは、実機での確認を重視しています。
自動車。
オートバイ。
産業機械。
燃料。
潤滑。
金属部品。
素材。
対象に応じて、実際に使われる条件の中で確かめます。
温度。
負荷。
回転。
振動。
走行。
時間。
使用環境が変われば、結果も変わります。
その違いを見ることも、研究の一部です。
MEASUREMENT & COMPARISON
感覚だけでも、数字だけでも足りない。
実機試験では、人が感じる変化もあります。
滑らかさ。
反応。
振動。
音。
操作感。
一方で、それだけでは技術として残せません。
必要に応じて数値を取ります。
温度。
電圧。
電流。
抵抗。
燃料特性。
摩擦。
流動性。
寸法。
重量。
その他、その技術に必要な指標。
ただし、数字だけを見れば全て分かるとも考えていません。
数値に出る変化。
実際に使った時の変化。
その両方を見ながら判断します。
EXTERNAL VERIFICATION
自社だけで完結させない。
必要な試験については、外部機関や専門機関へ確認を依頼します。
自社試験だけでは客観性が足りない場合があります。
設備が必要な試験もあります。
規格に沿って測定する必要があるものもあります。
そうした場合は、第三者の設備と判断を使います。
NEXT SCIENCEでは、
自社で確認できること。
外部で確認すべきこと。
この二つを分けています。
研究結果を、自分たちだけの納得で終わらせないためです。
FAILURE IS DATA
うまくいかなかった結果も残す。
研究では、思った通りにならないことの方が多くあります。
効果が出ない。
差が小さい。
条件を変えたら逆の結果になる。
再現できない。
その結果を捨ててしまえば、同じことをまた繰り返します。
だから私たちは、失敗した試験も情報として扱います。
「この条件では変化しない」
それも一つの答えです。
そこから次の仮説が生まれます。
技術は、成功した結果だけで出来上がるものではありません。
REPRODUCIBILITY
一度起きただけでは、答えにしない。
一度変化が出た。
それだけでは十分ではありません。
条件を変えても起きるのか。
別の対象でも起きるのか。
時間が経っても続くのか。
何度試しても再現するのか。
そこを確認します。
すべての現象を完全に再現できるとは限りません。
だからこそ、
何が再現し、
何が条件依存なのか。
その境界を探します。
FROM RESEARCH TO PRODUCT
製品になるまでが研究。
研究で変化が出ても、そのまま商品になるわけではありません。
安全に使えるか。
安定して作れるか。
個体差はどうか。
耐久性はどうか。
使い方は現実的か。
コストは成立するか。
説明できるか。
販売した後も同じ品質を保てるか。
技術として面白いことと、製品として成立することは別です。
そこを越えたものだけが、実際の製品になっていきます。
ORBITRON。
GERHON。
SPIN。
German Power。
機能性部品。
これらも、研究と試験を繰り返しながら形になってきたものです。
INTELLECTUAL PROPERTY
技術として残す。
研究の中で独自性が確認できたものについては、知的財産として残すこともあります。
特許。
意匠。
商標。
技術ノウハウ。
すべてを公開するわけではありません。
一方で、技術として残すべきものは形にする。
研究成果を守り、次の開発につなげるためです。
COLLABORATION
研究対象によっては、他社や専門家と一緒に試験を行います。
製造現場。
加工現場。
自動車。
産業機械。
素材。
燃料。
それぞれの現場には、その分野を長く見てきた人にしか分からないことがあります。
NEXT SCIENCEだけで答えを出そうとは考えていません。
現場の知識と、私たちの仮説をぶつける。
そこから、新しい技術が見えてくることがあります。
OUR R&D PRINCIPLE
結論を先に決めない。
私たちが大切にしているのは、仮説を証明することではありません。
現象を確かめることです。
仮説が間違っていれば、変えればいい。
結果が出なければ、やめることもある。
違う現象が出れば、そこからまた考える。
研究とは、最初に作った答えを守ることではありません。
分からないものを、少しずつ分かるものに変えていくことだと考えています。
RESEARCH NEVER STOPS
完成しても、そこで終わりではない。
製品になった後も研究は続きます。
素材が変わる。
加工技術が変わる。
使用環境が変わる。
新しい測定方法が出てくる。
以前は分からなかったことが、後から見えることもあります。
だから、完成した製品も見直します。
必要なら作り直します。
NEXT SCIENCEのResearch & Developmentは、
答えを出して終わる研究ではありません。
問い続ける研究です。
Science Beyond the Visible.
見えているものの、その先へ。

