ORBITRONマイクロリアクターを実際にオートバイへ装着したとき、乗り手は何を感じるのか。
今回、評価をお願いしたのはモーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏氏です。
ここは、きちんと説明しておきたいところです。和歌山氏は、ただ長くバイクに乗ってきた人ではありません。メーカーで車両を開発し、国際A級ライダーとしてレースを走り、さらにタイヤ開発にも携わってきた人です。機械を作る側、限界で走らせる側、違いを言葉にする側。その全部を経験しています。
だから今回の動画は、単なる商品紹介ではありません。どう感じたのか。何を見ているのか。まずは先入観を入れずに見ていただきたいと思います。
和歌山利宏氏とは
和歌山利宏氏は1954年2月18日、滋賀県大津市生まれ。1975年にヤマハ発動機へ入社し、ロードスポーツ車の開発に携わりました。生年月日、入社年、開発歴は、現在も多数の記事を掲載するWebikeプラスの著者プロフィールで確認できます。
開発現場で車両を作り、テストし、その違いを走りで確かめる。和歌山氏の評価の土台は、単なる試乗経験ではなく、メーカー側で車両開発に携わった経験にあります。
レーシングライダーとしても活動し、1979年に国際A級へ昇格しました。
開発ライダーであり、国際A級ロードレーサー
ヤマハ発動機の鈴鹿8耐ヒストリーでは、1981年に阿部三吉氏との組で出場し、翌1982年はXJ750で4位と記録されています。1982年大会は台風の影響で6時間に短縮され、大雨の中で行われました。これはヤマハ発動機の公式レース記録で確認できる戦績です。
その後はヨコハマゴムの契約ライダーとして二輪用タイヤの開発テストにも携わりました。1987年のロードレース世界選手権日本グランプリ250ccクラスでは11位。車両だけでなく、タイヤが動きや接地感へどう影響するかも、実走で追ってきた人物です。これらの経歴はWebikeプラスの著者プロフィールにも掲載されています。
速く走った、というだけではありません。エンジン、車体、タイヤ。それぞれの開発現場を知り、自分の身体で違いを確かめてきた。この経歴が、和歌山氏の評価を支えています。
ジャーナリストとして30年以上、バイクを評価
1990年からモーターサイクルジャーナリストとして活動。Webikeプラスの著者ページには、ライディング理論、車両挙動、新型車の試乗など90本を超える記事が掲載されています。
和歌山氏の文章や解説は、感覚だけで話を終わらせません。なぜそう感じたのか。車体のどこで、何が起きているのか。開発者とレーサー、両方の視点から掘り下げていきます。
和歌山利宏氏の主な著書
和歌山氏は、走行経験と開発経験を、感想だけで終わらせず本として残しています。バイクの構造、タイヤ、ライディングを工学的に考える著作が中心です。代表作の一つ『図説バイク工学入門』は、グランプリ出版の公式サイトで新装版の刊行情報を確認できます。
- 『ライダーのためのバイク基礎工学』(1987年、グランプリ出版)
- 『ライダーのためのバイク進化論 バイク基礎工学パートII』(1989年、グランプリ出版)
- 『ライディングの科学』(1990年、グランプリ出版)
- 『図説バイクのメカニズム』(1992年、グランプリ出版)
- 『サーキットライディングを科学する』(1993年、山海堂)
- 『図説バイク工学入門』(1994年、グランプリ出版。後に改訂・新装版を刊行)
- 『タイヤの科学とライディングの極意』(2003年、グランプリ出版。後に再刊)
映像作品には、DVD『和歌山利宏の コーナリングを科学する』(2007年、内外出版社)があります。
本の題名を並べるだけでも、和歌山氏が何を追い続けてきたかが見えてきます。速さを語るだけではない。バイクがなぜ動くのか。タイヤは何をしているのか。人はどう操作すればいいのか。そこを長い時間をかけて考え、走り、言葉にしてきた人です。
この人にORBITRONマイクロリアクターを評価してもらう意味
ORBITRONマイクロリアクターは、数字だけで説明し切るのが難しい製品です。だからといって、曖昧な感想だけで済ませるつもりもありません。
車体を作った経験がある。レースで限界を知っている。タイヤ開発で微細な違いを追ってきた。そして、それを言葉にできる。和歌山氏にお願いした理由は、ここです。
評価の結論をこちらで先に決めることはしません。動画の中で何を感じ、どう話しているか。そのままご覧ください。
和歌山利宏氏による評価動画 第1回
まずは動画をそのままご覧ください
評価の受け取り方をこちらから先に決めてしまわないよう、動画内の言葉や感覚を過度に要約せず、そのまま掲載しています。
車両の種類や状態、装着条件、乗り手の感覚によって感じ方は異なります。本動画は和歌山氏が実際に確認した際の評価であり、すべての車両で同じ変化を保証するものではありません。
第2回も後日掲載します
第2回の動画は、日を空けて公開する予定です。公開後、このページへ追記し、2本を続けてご覧いただけるようにします。
ORBITRONマイクロリアクターを試す
商品説明だけでは分からない部分は、実際の車両で確かめてください。マイクロリアクター体験版をご用意しています。
プロフィール・戦歴・著書の確認資料
- Webikeプラス 和歌山利宏氏の著者ページ — 生年月日、ヤマハでの車両開発、国際A級昇格、タイヤ開発、日本GP、ジャーナリスト歴
- ヤマハ発動機 鈴鹿8耐ヒストリー — 1981年・1982年の参戦記録と1982年4位
- グランプリ出版 公式サイト — 『図説バイク工学入門』新装版などの刊行情報
この記事は公式記録、出版社情報、本人名義の記事を優先して照合し、2026年9月13日に出典を更新しました。
