仕事で使う車両も、始動だけでなく電力供給を支えるバッテリー管理を
バッテリーは、エンジンを始動するだけの部品ではありません。一般的なエンジン車では、発電機(オルタネーター)が電装品へ直接電気を供給しながら、バッテリーも充電します。発電量が不足する場面では、バッテリーが不足分を補います。
充電制御車は、走行状況やバッテリーの状態に応じて発電を抑えます。そのため、電気を蓄えて供給する能力に加え、短時間で充電を受け入れる能力も重要です。バッテリーの状態を維持することは、始動と車両の電力供給を支える基本のメンテナンスです。
車両の停止を防ぐために、始動の様子、液面、端子、充電状態を点検記録に残します。対象となる開放型鉛バッテリーでは、補水と点検を一緒に管理してください。
この一般的な役割は、液剤による走行性能や燃費の改善を示すものではありません。液剤は補水可能な開放型鉛バッテリーのみが対象です。
「補水する」を、バッテリーメンテナンスの機会へ。
中古車在庫・商用車・複数台の補水管理をする方へ
Battery Restore PROは補水可能な開放型鉛バッテリー向け。MF・AGM・EFB・ジェルは対象外です。日常の点検・補水運用に合うか確認してから検討できます。
株式会社ネクストサイエンスは、2026年9月7日午前9時より、補水可能な開放型鉛バッテリー専用の再活性液「オービトロン バッテリーレストアPRO(ORBITRON Battery Restore PRO)1L」の販売を開始いたします。
バッテリー液が減ったら、バッテリー用精製水を補充する。
これまで当たり前だったその作業を、バッテリーのコンディションを考えるメンテナンスの機会に変えられないか。
そんな発想から生まれたのが、ORBITRON Battery Restore PROです。
高純度精製水と、鉛バッテリー専用アサイゲルマニウム
ORBITRON Battery Restore PROは、高純度精製水をベースに、鉛バッテリー専用のアサイゲルマニウム(水溶性有機ゲルマニウム)を配合した再活性液です。
使い方はシンプルです。
補水可能な開放型鉛バッテリーの液面が低下した際に、現在入っているバッテリー液は抜かず、バッテリー用精製水と同じように、必要なセルへ規定のUPPER LEVELまで注入します。
希釈や配合作業は必要ありません。
1Lすべてを一台に使用するものではなく、それぞれのバッテリーの液面に応じて必要量だけ使用します。
ご使用のバッテリーが対象か確認する
Battery Restore PROは、補水口がある開放型鉛バッテリー専用です。MF・AGM・EFB・ジェルタイプなどの密閉型には使用できません。
対象バッテリーで、使用方法・価格・在庫を確認したい方は商品ページをご覧ください。
「交換する」だけではなく、「維持管理する」という選択肢
バッテリーは消耗品であり、寿命を迎えたものや内部が破損したものは交換が必要です。
一方で、補水可能な開放型鉛バッテリーでは、使用に伴って液面が低下することがあります。
ORBITRONが提案するのは、
「弱ったらすぐ交換」だけではなく、まず状態を確認し、適切にメンテナンスする。
という考え方です。
特にトラック、商用車、農業機械、建設機械など、大型の開放型鉛バッテリーや複数のバッテリーを使用・管理する環境では、交換費用だけでなく、交換作業、廃棄、車両や機械の停止なども負担になります。
日常的な補水を、維持管理を考えるタイミングへ。
それがBattery Restore PROのコンセプトです。
商品化まで、業務用鉛バッテリーで検証を続けてきました
Battery Restore PROは、短期間の試作だけで発売した製品ではありません。ネクストサイエンスでは商品化以前から、現在の製品につながる配合を使い、バッテリー式フォークリフトなどの業務用途で、補水量、充電後の稼働、長期間使用した際の状態を確認してきました。
過去の導入・試験記録には、6台のフォークリフトが7年8か月から8年5か月使用された記録や、同一作業条件で充電1回あたりの作業回数が78回から89回へ変化した記録があります。年間補水量も24Lから5.33Lへ変化しています。
これは特定の車両と運用条件における過去の記録であり、すべてのバッテリーに同じ結果を保証するものではありません。それでも、机上の説明だけで商品化したわけではない。現場での記録を確認し、使い方を見直しながら開発を続けてきた。その積み重ねが、現在のBattery Restore PROにつながっています。
廃棄予定の130F51で実証試験を実施
製品化にあたり、2026年6月19日、廃棄予定となっていた大型鉛バッテリー「130F51」を対象とした実証試験を実施しました。
試験対象は、バッテリー液の比重がほぼゼロで、液量も極板が露出し始めるほど低下し、使用不能と判断されていた非常に厳しい状態のバッテリーでした。
商品化に向けて検証していた開発仕様を使用した2個では、次の電圧変化を確認しました。
| 対象 | 使用前 | 20分間急速充電後 |
|---|---|---|
| No.1 | 1.93V | 11.87V |
| No.2 | 2.35V | 11.87V |
いずれも、商品化に向けて検証していた開発仕様による処置後に20分間の急速充電を行った際の測定結果です。
なお、これは特定のバッテリーおよび試験条件における実測結果であり、すべてのバッテリーで同様の結果を保証するものではありません。
バッテリーの使用期間、劣化状態、内部状態、充電状態、使用環境などによって結果は異なります。
こんな方にお使いいただきたい製品です
補水可能な開放型鉛バッテリーを使用している方、バッテリーをできるだけ適切に維持管理したい方、交換を判断する前にメンテナンスという選択肢を持ちたい方にお使いいただきたいと考えています。
液面が低下したセルへ、不足分だけ補充
1Lを1台に全量投入する製品ではありません。現在の液は抜かず、UPPER LEVELを超えない範囲で必要量だけ補充します。液面が十分なセルへ追加せず、点検・充電・交換判断を併用してください。
また、トラックや商用車を複数台保有する事業者、農業機械・建設機械などを使用する事業者にとっても、日常的なバッテリー管理の一つの選択肢となります。
ご購入前に必ずご確認ください
ORBITRON Battery Restore PROは、補水可能な開放型鉛バッテリー専用です。
MF、AGM、EFB、ジェルタイプなどの密閉型バッテリーには使用できません。
また、現在入っているバッテリー液を抜いて本製品だけを投入しないでください。正常に作動しなくなるおそれがあります。
現在のバッテリー液はそのまま残し、液面が低下した分だけを補充してください。
UPPER LEVELを超えないよう、規定の液面を必ず守ってご使用ください。
商品概要
商品名
ORBITRON Battery Restore PRO
内容量
1L
販売価格
14,080円(税込)
発売日時
2026年9月7日 午前9時
用途
補水可能な開放型鉛バッテリー用再活性液
ベース液
高純度精製水
配合成分
鉛バッテリー専用アサイゲルマニウム(水溶性有機ゲルマニウム)
製造国
日本
ORBITRONの第二弾、Battery Revive 30mLを発売
2026年9月26日、各セルに約5mLずつ添加する高濃縮・少量添加タイプ、オービトロン バッテリーリバイブ(ORBITRON Battery Revive)30mLを発売しました。
一般乗用車に使われる6セルの対象バッテリーなら、1本30mLを想定しています。適合するのは補水可能な開放型鉛バッテリーです。
Battery Reviveの発売記事・Restore PROとの違いを読む | Battery Revive 30mLを見る
Battery Restore PROは、液面が低下したときの「補水+メンテナンス」。
Battery Reviveは、各セルへ少量添加する「高濃度メンテナンス」。
使用目的の異なる2つの製品によって、オービトロン(ORBITRON)は補水可能な開放型鉛バッテリーの新しいメンテナンス方法を提案してまいります。
交換を決める、その前に。
ORBITRONは、今あるバッテリーと向き合うための、新しい選択肢をお届けします。
試験・検証情報
本記事で扱う実証試験について、確認できる範囲と限界を明示します。
- 試験日
- 2026年6月19日
- 条件
- 廃棄予定の開放型大型鉛バッテリー「130F51」を2個使用。いずれもバッテリー液の比重がほぼゼロで、液量は極板が露出し始める程度まで低下し、使用不能と判断された状態でした。
- 測定方法
- 商品化に向けて検証していた開発仕様で処置した後、20分間の急速充電を行い、処置・充電前と充電後の端子電圧を比較しました。
- 結果
- No.1は1.93Vから11.87V、No.2は2.35Vから11.87Vへ変化しました。
- 限界
- 2個の特定個体・特定条件における結果です。電圧の回復は確認しましたが、容量、CCA、耐久性、残存寿命までは本試験で確認していません。すべてのバッテリーで同じ結果を保証するものではありません。
- 出典
- 株式会社ネクストサイエンスによる社内実証試験記録(2026年6月19日)。測定値は本記事に掲載しています。
- 執筆者
- 金光利久(株式会社ネクストサイエンス 代表取締役)
業務での使い方と1Lの価格を確認する
Battery Restore PRO 1Lは税込14,080円。台数・液面低下量・補水頻度を記録して検討してください。物理的な破損や内部短絡の修理を保証するものではありません。

